愛媛県木造住宅耐震診断事務所登録第209号住宅の耐震診断・耐震補強お気軽に相談してください




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自分でできる耐震診断

 この耐震診断は、ご自宅の耐震性能の理解や耐震知識の習得を進めていただき、耐震性の向上を図るための耐震改修に向けて、より専門的な診断を行う際の参考にしていただくことを目的に作られました。お住まいになっている住宅について、住んでいる方がご自身で住宅の耐震診断を行い、住宅のどのようなところに地震に対する強さ、弱さのポイントがあるかなどがわかるようにできています。

参考図書「誰でもできる我が家の耐震診断」
監修 国土交通省住宅局 編集 財団法人 日本建築防災協会

項  目

評 点
説  明
 建てたのは1981年(昭和56年)以降

1981年6月に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。1995年阪神・淡路大震災において1981年以降に建てられた建物の被害が少なかったことが報告されています。

 建てたのは1981年(昭和56年)以前
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 大きな災害に見舞われたことはない

ご自宅が長い風雪のなかで、床下、床上浸水・火災・車の突入事故・大地震・崖上隣地の崩落などの災害に遭遇し、わずかな修復だけで耐えてきたとしたならば外見では分からないダメージを蓄積している可能性があります。この場合専門家による詳しい調査が必要です。

 床下、床上浸水・火災・車の突入事故・大地震・
崖上隣地の崩落などの災害に遭遇した
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 増築していない。または、建築確認など必要な
手続きをして増築を行った。

一般的に新築してから15年以上経過すれば増築を行う事例が多いのが事実ですが、その増築時、既存部の適切な補修・改修・、増築部との接合をきちんと行っているかどうかがポイントです。

 必要な手続きを省略して増築し、または、増築を
2回以上繰り返している。増築時、壁や柱を一部
撤去するなどした。
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 痛んだところは無い。または、痛んだところはその都度補修している。健全であると思う。

お住まいになっている経験から、建物全体を見渡して判断して下さい。屋根の棟・軒先が波打っている、柱や床が傾いている、建具の建付けが悪くなったら老朽化と判断します。また、土台をドライバー等の器具で突いてみて「ガサガサ」となっていれば腐ったり白蟻の被害にあっています。とくに建物の北側と風呂場廻りは念入りに調べましょう。白蟻は、梅雨時に羽蟻が集団で飛び立ったかどうかも判断材料になります。

 老朽化している。腐ったり白蟻の被害など不都合が発生している
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 どちらかというと長方形に近い平面

整形な建物は欠点が少なく、地震に対して建物が強い形であることはよく知られています。反対に不整形な建物は地震に比較的弱い形です。そこでまずご自宅の1階の平面形が大まかに見て、長方形もしくは長方形と見なせるか、L字型・コの字型等複雑な平面になっているのか選びとって下さい。現実の建物は凸凹が多く判断に迷うところですが@約91cm以下の凸凹は無視しましょう。A出窓・飛出したバルコニー・柱付物干しバルコニーなどは無視します。

 どちらかというとLの字・Tの字など複雑な平面
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 一辺が4m以上の大きな吹き抜けはない

外見は形が整っている建物でも大きな吹き抜けがあると、地震時に建物をゆがめる恐れがあります。ここでいう大きな吹き抜けとは一辺が4mをこえる吹き抜けをいいます。これより小さな吹き抜けはないものとして扱います。

 一辺が4m以上の大きな吹き抜けがある
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 2階外壁の直下に1階の内壁または外壁があるまたは、平屋建てである。

2階の壁面と1階の壁面が一致していれば、2階の地震力はスムーズに1階に流れます。2階壁面の直下に1階壁面がなければ、床を介して2階の地震力が1階に流れることとなり、床面に大きな負荷がかかります。大地震時には床から壊れる恐れがあります。枠組壁工法の木造(2×4工法)の場合は床の耐力が大きいため、2階壁面の直下に1階壁面がなくても、評点1とします。

 2階外壁の直下に1階の内壁または外壁がない
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 1階外壁の東西南北どの面にも壁がある

壁の配置が片寄っていると、同じ木造住宅の中でも壁の多い部分」は揺れが小さく、壁の少ない部分は揺れが大きくなります。そして揺れの大きい部分から先に壊れていきます。ここでいう壁とは約91cm以上の幅を持つ壁です。せまい幅の壁はここでは壁とみなしません。

 1階外壁の東西南北各面の内、壁がまったく
無い面がある
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 瓦など比較的重い屋根葺材であるが、1階に壁が多い。または、スレート・鉄板葺・銅板葺など比較的軽い屋根葺材である

瓦は優れた屋根葺材のひとつです。しかし、やや重いため採用する建物ではそれに応じた耐力が必要です。耐力の大きさは概ね壁の多さに比例しますので、ご自宅には壁が多い方かどうか判断して下さい。

 和瓦・洋瓦など比較的重い屋根葺材で1階に壁が少ない
 よく分からない

項  目

評 点
説  明
 鉄筋コンクリートの布基礎または、ベタ基礎・
杭基礎

鉄筋コンクリートによる布基礎・ベタ基礎・杭基礎のような堅固な基礎は、その他の基礎と比べて同じ地盤に建っていても、また同じ地震に遭遇しても丈夫です。改めてご自宅の基礎の種別を見直して下さい。

 その他の基礎
 よく分からない

 

10点

  ひとまずは安心ですが、念には念を!
8〜9点   相談される事をお勧めします。
7点以下   心配です、早めに相談を。

 

 
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